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    Quod Agis』における魔法・魔導に関して…

    舞台となる西大陸には、「魔素」を根源とした「魔法」が存在する。
    その「魔素」を使役する者たちを魔導師、魔術師、もしくは術師と呼ぶ。
    魔法は大きく、攻撃・神聖・補助・治癒の4つに大系づけられている。
    また、未知の目に見えない元素=「魔素」を源にするため、学問としても国家単位で研究が続けられている。

     

    • 魔素
      魔導・魔術の源。自然界の空気中に存在するとされ、「触媒」を介して効力を発揮する。現代でいうところの化学元素などと同じ。全ての魔法は「魔素」を通じて顕現する。その仕組み等々の全容は解明されておらず、研究が続けられている。「魔法あるところに魔素あり。魔素なくして魔法なし。それなくして術師なく、それのみぞある者、魔導師と呼ぶ」とある書物には記されている。トリニスタ神教では、冥界神プルートゥが吐く息が「魔素」であると説き、その力は本質的には邪悪なモノであると説いている。しかし、プル―トゥが、絶対神ソルの双子の兄であるため、ソルが吐く息と混成し、ソルの加護の下で利用するならば、それは”奇跡”として顕現すると説く。よって、神聖魔法や補助魔法は、”奇跡”と同種とされている。

     

    • 魔術
      「魔石」を介して「魔素」を化学変化させ、様々な現象を発生させるモノ。本作の世界には化学の概念がまだなく、錬金術と同じように物質を変化させるものだと考えられている。「魔術師」はこの世界においての探求者であり、魔素に毒された者、侵された者として恐れられている。彼らを宮廷や王城、領内で統べる者は、権力の象徴として彼らを利用しているとも言える。魔法を使役するには、魔術刻印が必須。魔導器は、魔法を使うために必要とされる。使用言語は我々の世界のラテン語に近い文字列。古代語魔法と呼ばれるモノは全てルーン文字で魔術師クラスは使用できない。

     

    • 魔導
      「魔素」を自らの体に取り込み、魔力として活用。いわゆる自らを炉心とした者たちで、探求した魔術師たちの行き着く形とされている。術師の中では最高位にあり、それでいて、世俗とは切り離された世界に生きている者が多い。組織に属さず、常に「魔」を探求する「冥界の尖兵」とも言われるかつて人間だった者、とされる存在。魔導を極めるほど、古代語魔法に造詣が深くなる者が多く、ルーン文字による言語解読を得意とする。また、魔法を使役する場合、ほとんどが非詠唱で、自らを炉心としているため、触媒となる魔導器も不要。ルーンが魔法陣と共に顕現化するだけで効果を発揮する。つまりは、ほぼ、バケモノである。
       
      エンプーサ帝国の中枢、すなわち帝都を襲った”災厄”は、魔導師によってもたらされたモノと伝えられ、希代の魔導師が迷宮を造り、半永久的に”魔導の眷族”を放って西大陸の動静をうかがっているという。その目的などは不明である。また、帝国の皇帝が代々受け継ぐ魔導書”マグナ=カルタ”は、触れた者の願いを叶える奇跡の書であり、邪なる者が触れることも考えられるため、”禁忌の書”と指定されている。

     

    • 魔導の眷族
      魔導師が「魔素」を根源として造成する合成生物。現実にはあり得ないモノノカタチとして恐れられている。強大な魔力を持ち、人間を超える知力を持つモノも存在する。依り代に「魔素」を一定量注入し、形作られる。そもそもは従者を必要とした魔導師が楯役として創り出したモノ。様々な形があるが、全てのモノに刻印があり、それを斬り裂くことで初めて発動を停止する。生命活動を停止したモノは溶解し、最後には「核」のみとなる。その「核」が石に見えることから、「魔石」と呼ばれる。

     

    • 魔石
      “魔導の眷族”から得ることができる石。魔素の塊であり、眷族の「核」でもある。高値で売買され、大きいほど価値があるとされる。「魔導器」などの基にもなっていたりする。人工的に造ることも可能だが、そのためには純度の高い鉱石類が必要。魔石に似たモノで、魔素を注入した水もあり、それは「魔法水」と一般的には呼ばれる。

     

    • 魔導器
      「魔素の入った器」の総称。いわゆる触媒となる物。魔法を使うには原則として、「魔導器」が必ず必要である。「魔素」を導く道具として、器が必要であり、人とつなげるためには呪文(Spell)を唱えたり、呪詛を刻んだりする必要がある。言葉は「魔素」の呼び水であり、道具は触媒となって、外部に魔素を顕現させる。一般的には杖や本の形をしているモノが多い。

     

    • 魔導の刻印
      眷族に刻まれるモノの総称。魔に属するモノの証。その部位にあるかは個別となっており、探す必要がある。「核」に直結していると考えられ、刻印を発見し、斬り裂く、もしくは破壊することで、眷族を退治できる。

     

    • 術師
      「魔素」を扱える者たちの総称。「術を使う者」の意。「魔導器」と呪文(Spell)を組み合わせて術式を解放し、魔法として使役することができる者たち。魔導師とはまったく別の存在である。

     

    • 魔術式
      魔素を魔法に変換する計算式で、呪文(Spell)によって綴ることができる。初歩的な物から高位の物まで存在し、学術としても体系づけられている。人が綴りし魔術式は学問として成立しており、国家単位で管理されている。それから外れた物も存在し、それらは魔導師によって造られた「原始の魔法」もしくは「禁忌の術」と呼ばれ邪法とされる。

     

    • 魔術刻印
      魔法を扱う者の左腕に必ず刻まれている刻印。魔術式が刻まれている場合が多く、その刻印の数だけ、様々な魔法を使役することができる。大別して、攻撃・神聖・治癒・補助の4つ。僧侶、すなわち聖職者は、祓魔師から、この刻印を授かることができるが、その種類は、神聖と補助の2種類に限られる。よって、治癒魔法と呼ばれるモノは、正確には精霊魔法に属する。そのため、エルフには「治癒術師」という専門職がある。

     

    • 治癒魔法と“治癒の奇跡”について
      エルフ族に使役する者が多い治癒魔法だが、彼らの場合、精霊の力による所が大きく、「原始の魔法」に近いものと考えられている。それ以外の部族では、神に仕える聖職者が修練・修道の結果得られる”治癒の奇跡”がそれに近しいが、即効性はなく、応急処置を施した上で、トリニスタ神教の主神ソルに祈ることで自然回復が早まるケースがほとんどで、道具を必要とする(後述参照)。そのため、司祭は衛生兵がいなければ、治癒に関しては、本来の力を発揮することはないとまで言われる。
       

      応急処置に関しては、兵士や冒険者たちにとっては基礎的な知識で、軍事学に織り込まれており、戦士や剣士などの職業でも、そのスキルを有していることがほとんど。衛生兵は、人体学や生物学にまで精通したスペシャリストである。また、応急処置の施し方や傷ができてからの経過時間などが大きく関わってくる。この経過時間に関しては、エルフたちの治癒魔法も同じで、一定時間を超えると、その効力は失われ、回復不可能に陥るため、絶対的なモノではない。しかし、治癒魔法の即効性は、危険な戦場や冒険においては必要不可欠な力で、どこでも重宝される。

       
       

      ※治癒についての補足

      ”祈りの奇跡”は、絶対神ソルの力を通じ、傷を癒すモノと説かれている。しかし、祈りがもたらす”治癒の奇跡”の効果は、まず下記の3つと考えられ、その上で、信仰心などによって効力は左右されるとトリニスタ神教は説く。
       

      ・精神を落ち着かせる
      ・眠りをもたらす
      ・麻酔効果をもたらす
      =全てにそれをうながす薬や清められた水が必要(聖水/薬草/栄養剤等)
      =止血や傷口の縫合は必須
      ・水で傷口を清める(聖水の利用)
      ・縫合する
      ・薬草・薬剤を投与する(麻酔効果等)
      ・祈る(安息をもたらし、眠りの効果をもたらす)

       
       
      *東大陸では俗に言う「気功術」の一種が”治癒の奇跡”にあたる。